コア・テクノロジーへの追求

テーマは製造業の経営改善に貢献する加工技術の研究と開発。
これがMANYOのビジョンです。

今日でこそコア・テクノロジーとなる独自の「レバー機構」は、すでに昭和30年代に開発され特許を取得。この技術を用いたビレットシャーは国内シェアNo.1の評価をいただいています。万陽では、お客さまの現場で課題となっているニーズに、いち早くフィードバックする技術・サービスの基盤として、さらなるレバー機構の改革をはじめ低騒音化や歩留まりの向上など、これらをコア・テクノロジーとして、さらなる先進的な技術開発に取り組み生産現場の課題解決に貢献し続けます。

独自の「レバー機構」

レバーの組み込み レバープレス機構

万陽が開発した独自のレバーを介在させることで、加工時の衝撃を吸収します。この独創的な技術の誕生により機械や加工工具(金型)の破損や摩耗を減らすことが可能になり、生産のランニングコストが大幅に削減し高能率加工を実現。「万陽の切断機は故障知らず」と評価されている最大の理由も、このレバー機構にあります。

周辺環境への配慮

防音BOX 湿式クラッチブレーキ 2段式材料架台

工場周辺の環境に対する騒音対策はもちろん、工場内の作業環境の騒音防止に向けた「低騒音化」の改善は、お客さまの国際規格ISOの認証取得の対応においても評価をいただいています。

生産効率の向上

刃物カセット交換作業 刃物カセット交換作業

全自動化ビーム式トランスファー装置や全自動マニプレータ装置など、全自動化による人件費の削減等に対応。コストと生産性を両立させるために、自動化への技術にも独自の技術が開発されています。

歩留まりの向上

能力2500トン 熱間鍛造プレス LP1000 冷間鍛造プレス

完成品までの歩留まり率や工程数を抑える「ニア・ネット・シェイブ」の追求で資材の無駄をなくす技術の対応。さらには温間・冷間・熱間などの鍛造プレスの開発など、省エネルギー・省力化しながら高精度鍛造製品を実現する加工機械を提供し続けています。